日々食事を作る場所であるキッチン。この空間を整理し、快適に改善していくことで健康な心や体を作っていくというのがキッチン心理と言われるものです。ここでは、そんなキッチン心理の知識を持って、尚且つそれを教えることができる【キッチン心理士】を紹介していきます。
キッチン心理士とは?
キッチン心理士は、心理カウンセリングの知識、キッチンに関わる知識、心理アセスメント、チーム医療や地域精神の考え方、心理的アドバイスなどを十分に理解し、更にこれらについて誰かに教えることができる能力を持った方に認定される資格です。
料理に興味がある人や講師として活躍したい人からの口コミ評判では人気のある資格になっています。
実際に資格を取った方の口コミには「子供が生まれて安全で健康な食事を作れるようになるために資格を取った」や「セミナーやカルチャースクールの講師になりたいので資格を取った」などがありました。
キッチン心理士認定試験概要について
キッチン心理カウンセラー認定試験は日本インストラクター技術協会(JIA)で行っています。
日本インストラクター技術協会(JIA)は専門的な知識を持ち、尚且つ教える技術があるということを資格取得で認定する協会です。全40種類の資格認定制度を実施しています。教える技術というのはコミュニケーション能力や、状況判断等の能力も必要とされますので認定試験を受けた人からは「自信がついた」、「自分の幅が広がった」などの口コミがありました。以下に平成28年度の受験情報をまとめました。
・受験資格:なし
・受験料:1万円(税込み)
・試験申込期間: 奇数月1日~30日又は31日
・試験日程:偶数月20日~25日
・合格基準:70%以上
・受験方法: 協会のホームページから申込み→協会より試験問題と解答用紙が自宅に送付→在宅で受験し協会に送付
特に必要な資格もなく受験することができるので興味があれば挑戦できるようになっています。
キッチン心理士認定試験の学習方法は?
ここでキッチン心理士認定試験のための学習方法を紹介します。
SARA school JAPANという通信教育スクールです。通信講座名は【キッチン心理基本コース/プラチナコース】です。
この講座では心理学基礎から応用、キッチンの環境を学ぶことが出来ます。この講座での学習の流れは以下のようになっています。
- 基本的なカウンセリングの基礎知識についての学習。
- 心理的ストレスの主な原因についての学習。
- 生活とキッチンの関係性についての学習。
- 心理的な問題に対して、そのサポートと必要な生活環境の学習。
- 様々な視点からみたキッチンの環境についての学習。
- 問題集や添削課題で試験対策についての学習。
- 分からないところは専門のプロによる質疑応答。
又、この講座は「キッチン心理士」の他に「キッチン心理カウンセラー」の認定試験にも対応しているので1つの講座で2つの認定資格を目指すことができます。
まとめ
身近な食材やキッチンの空間が心や体を健康にしてくれる方法を学習することは身近にいる人たちを守るということに繋がります。それを実践でき、更に人に教えることもできるのがキッチン心理士の資格です。
料理に興味がある人、心理学に興味がある人、キッチン収納に興味がある人、講師を目指したい人にはキッチン心理士はお勧めの資格です。